ノウハウ

子供も大満足!家族旅行のしおりの作り方教えます【計画のたて方編】

子供たちって夏休みやGWの家族旅行ってとても楽しみにしていますよね。

どこに行くんだろう?何をするんだろう?そんなことを色々考えたりして、子供たちは家族旅行を楽しみにしてワクワクしているはず。

そんな子供たちをさらにワクワクさせるために、家族旅行の計画を「旅のしおり」として手作りして、子供たちの一生の思い出を残る家族旅行にしてみてはいかがでしょうか。

この記事では、私が実際、GWの家族旅行に向けて作った「家族旅行のしおり」の作り方や作ってみてどうだったか、どんな思いで作ったのかについて

  1. 【計画のたて方編】
  2. 【しおりの作成編】
  3. 【しおりを使ってみた編】
  4. 【思い出を形に残す編】

の4つの構成でお伝えしていきます。

今回は、【計画のたて方編】についてお伝えします。

「家族旅行のしおり」を作れば、今まで以上に子供たちとって家族旅行が楽しいものになり、一生忘れないものとなりますよ。絶対におすすめです。

それでは、いってみましょう。

家族旅行のしおりを作ろうと思ったきっかけは?

私が家族旅行のしおりを作ろうと思ったきっかけは、長男と次男がサッカー合宿のしおりを見て、とても楽しそうに読んでいたからです。

そのしおりは、サッカーのコーチが手作りで作っていて、所々に子供たちが好きそうなキャラクターやコーチのあだ名にちなんだキャラクターが描かれており、子供たちに向けた合宿での過ごし方、持ち物、行程表などが書かれていました。

長男は、そのしおりを見て、「しおりにこんなこと書いているよ」とか、「ここに書かれていることをちゃんとやればお菓子食べていいだって」とか言いながら、とても楽しそうにしていました。

そんな子供たちを見ていて、私は、自分が小さい頃、遠足や修学旅行のしおりを見て、とてもワクワクした気持ちを思い出したんですね。皆さんもそんな小さい頃の思い出ってありませんか。

そんな気持ちを思い出した私は、「これ、このGWに計画している家族旅行で作ったら、さぞ喜ぶんじゃないかな」って思ったんですね。

今回の旅行は、次男が親友の家族と一緒にいく家族旅行だったので、私たち家族や相手の家族にとっても、想い出に残るようにしてあげたくて作ったのがきっかけでした。

では続いて、我が家がたてた家族旅行の計画を参考に「家族旅行の計画のたて方」についてお伝えします。


家族旅行の計画のたて方

家族旅行の計画のたて方についてですが、大きく以下の3つで考え、①から順に決めていきます。ここで重要なのは、①やりたいことを絞り込むことす。

やりたいことが決まらないと、②、③を作っても結局、改めて情報を調べ直したり、スケジュールも大きく変更になったりして、やり直しになります。

今回の家族旅行では、まずはじめにやりたいことを3つ(江戸ワンダーランド・キャンプ場・アスレチック)に絞り込んでいます。

やりたいことを絞り込み、決めることは、家族旅行を計画するうえで、とても重要になりますので、必ず最初に決めてください。

  1. やりたいことを絞り込む(目的の明確化)
  2. 情報を集める(情報収集)
  3. タイムスケジュールを作る(行動計画の立案)

やりたいことを絞りこむ(目的の明確化)

今回の家族旅行で絞り込んだ具体的なやりたいことは、以下の3つです。

絞り込んだ3つのやりたいこと
  1. 江戸ワンダーランドに行く
  2. だいや川オートキャンプ場に行く
  3. アスレチックをする

江戸ワンダーランドに決めた理由

まず江戸ワンダーランドにした理由ですが、2つあります。

  1. 忍者のかっこいいショーを見て刺激を受けてほしい
  2. 江戸の疑似体験を通して、歴史の勉強になってほしい
忍者のかっこいいショーを見て刺激を受けてほしい

江戸ワンダーランドでは、忍者ショーが定期的に開演されており、刀での戦いや飛び越えたりするアクションなど間近で忍者のかっこいい動きをみることができます。

江戸ワンダーランドにしたのは、次男にそんなかっこいい忍者ショーを間近で見させて、刺激をうけてほしいと思ったからなんです。

実は、次男は忍者が好きで、将来の夢は、現代版忍者と呼ばれているパルクール(=身一つで壁を登ったり、障害物を回転して飛び越えたりするスポーツ)というスポーツで世界一になることなので、次男への効果が期待できそうだったからなんですね。

忍者ショー終了後、屋根のうえに忍者が登場。子供たちだけでなく私も大興奮でした。
江戸の疑似体験を通して、歴史の勉強になってほしい

また、江戸ワンダーランドでは、江戸の城下町を再現しており、スタッフの方は、完全に江戸の人になりきっていて、言葉遣いも昔の言い方だったり、お金の通貨単位が両だったりと江戸を体現できます。

だんごの値札に150両って書いてあります。粋ですね。
将来の勉強に向けた伏線計画?!

勉強が得意な長男が将来、歴史の勉強をするときに江戸ワンダーランドでの体験が少しでも参考になればと願った狙いもありました。学校で歴史の授業で習う前にそういった体験をしていれば、歴史を学んだときに感じる印象は全然違うと思うんですよね。

だいや川オートキャンプ場にした理由

次に、だいや川オートキャンプ場にした理由ですが、それは子供たちがキャンプが好き、キャンプ自体が楽しいということもありますが、宿泊費を抑える目的も理由にありました。

キャンプは、テントを張ったり、火を起こして食事を作ったりと、準備自体が楽しいんですが、それだけでなく、ホテルや旅館に泊まるに比べ、宿泊費が安く済みます。

ホテルや旅館への宿泊は、小学生の子供であれば、大人料金の半額はかかるケースが多く、5人家族では、5万円近くかかってしまいこともあります。

子供が3人もいる我が家にとっては、宿泊費は結構、痛手です。

一方キャンプ場での宿泊では、安いところを探せば、5人家族で1泊5000円~1万円程度で泊まれたりします。ホテルや旅館に対して5分の1ぐらいの金額イメージです。とても経済的ですよね。

ホテルようにはいきませんが、こんなところにテントを張るだけで十分です。

我が家はいいホテルや旅館にあまり興味がなく、寝泊まりするだけなら、できるだけ安い方がいいと考えているので、そういった考えにはキャンプは最適でしたね。

今回、宿泊した「だいや川オートキャンプ場」は、江戸ワンダーランドから車で15分程度の距離と近く、しかもサイト代も4,620円と安く、一人当たり(100円~200円くらいだったかな?)の施設利用料も安かったので、宿泊費を節約することができ、一石三鳥でした。

価格も安く、江戸ワンダーランドから近い「だいや川オートキャンプ場」は、我が家の一押しキャンプ場となりました。

アスレチックを入れた理由

そして最後のアスレチックを入れた理由ですが、我が家では、千葉県にある清水公園や神奈川県にあるつくし野フィールドアスレチックによく連れていきます。その理由は、運動神経を良くしたいからです。

今回も同様に、運動が得意ではない長男には、全身運動による筋力強化を図り、運動が得意な次男には、さらなる筋力強化やバランス感覚など強化したい意図がありました。

また子供たちには、できるだけ大自然の中で思いっきり体を動かしてもらいたいと思っていたので、家族旅行の計画には、アスレチックのようなアクティビティを取り入れることにしたんですね。

「だいや川オートキャンプ場」の近くの公園には、アスレチックがあったので、そういった考えから、家族旅行の計画の中に取り入れました。

アスレチックは全身運動なので、全身の筋力強化にもってこいですね。
やりたいことを絞り込んだ方がいい理由とは?

今回の家族旅行で我が家がどうしてもやりたかったことは、以前から子供たちが楽しみにしている「江戸ワンダーランドの職業体験」でしたが、江戸ワンダーランドの近くには、温泉施設や日光猿軍団、日光東照宮、東武ワールドスクエア、とりっくあーとなど大人も子供も楽しめる様々な施設があります。

他にもたくさん楽しそうなことがあると、意見が分かれがちですよね。

家族といえど、趣味や好きなものは違うので、当然、食べたいものや遊びたいことは違います。さらに友達家族と行くことになれば、価値観や好きなものはさらに違ってきますよね。

だから、お互い遠慮したり、相手に気を使ってなかなか決まらないとそれだけで結構なストレスとなり、楽しくない感情になってしまうことも起こってしまうんですよね。

またやりたいことが事前に絞られていないと思いつきでの行動になってしまい、効率的に動くことができず、やりたかったことができなかったり、周りを振り回す自分本位な行動になってしまいがちです。

さらに、事前にやりたいことを決めず、現地でやることを決めていると、どうしても一方的な希望になったり、価値観の相違が原因でお互い不平や不満を持ちやすくなります。

なので事前にやりたいことを絞り込み、意識のすり合わせを行っておくといいのではないでしょうか。

やりたいことを絞らないと、自分本位な行動や相手に遠慮や気を使ってしまい、旅行自体を楽めなくなるよ!

ここまでは、やりたいことを絞りこむことの重要性と私が実際にどういった考えに基づいて絞り込んだかについてでした。

次は、家族旅行のしおりを作るのに重要になってくる目的地や周辺についての情報集めについてです。

情報を集める(情報収集)

家族旅行を成功させるには、事前の情報収集が欠かせません。

例えば、「5月のGWに那須高原あたりに家族で旅行いきたいね」みたいな感じで、いつ、どこに行くぐらいまでの計画はある程度決まっている方はいらっしゃるかと思います。

しかし、現地に行って何をするか、どこに行くか、家族旅行を計画した段階では、まだ決まっていないことが多いかもしれませんよね。

「最悪、現地で決めれば、いいんじゃないかな」って思っているパパやママも少なくないはず。

正直、それでも家族旅行自体は楽しく成功するとは思いますが、今回は、その家族旅行をさらに楽しいものすることが目的なので、もうひと手間かけることが必要になります。

そこで、重要になってくるのが、「情報集め」です。

家族旅行を計画する際、インターネットや旅行雑誌で情報を集めるかと思いますが、私の場合も、ほとんどの情報をインターネットで集めました。とても便利な時代ですよね。では、今回の家族旅行でどういった情報を集めたかについてお伝えしていきます。

私が集めた情報は、やりたいことである「江戸ワンダーランド」と「だいや川オートキャンプ場」、「だいや川公園内のアスレチック」の3つ施設に関する情報でした。

江戸ワンダーランドについて

  • 大人と子供の料金、駐車場代
  • 自宅からの高速道路のルート及び所要時間
  • 江戸ワンダーランド内でできる職業体験の受付時間や営業時間、アトラクションの開演時刻など
  • 食事場所やお土産屋、駅の道などの施設

だいや川オートキャンプ場について

  • 江戸ワンダーランドの近くでキャンプができるところ
  • キャンプ場から江戸ワンダーランドに行くのにかかる所要時間
  • キャンプ場の近くでできるアクティビティ
  • 洗い場やトイレのきれいさ
  • お風呂の有無
  • 近隣スーパーやコンビニまでの距離

だいや川公園内のアスレチックについて

  • 年齢制限
  • 料金体系
  • 親の付き添いの有無
  • アスレチックの種類

上記の情報以外にも、江戸ワンダーランド内の案内図やキャンプ場がある公園の案内図、キャンプ場の地図、アスレチックの遊具の配置図をあったので、移動のシミュレーションや現地での回る段取りや行動計画の策定などに使いました。

キャンプ場があるだいや川公園の案内図です。

公園内には、小さい子供でも遊べる遊具があったり、カエルがいる池などがあり、公園内の探索に使いました。

小さい子供でも遊べる遊具があるちびっこ広場
カエルのいる広い池
カエルを捕まえました。
キャンプ場内の地図です。

キャンプ場の地図は、受付の場所はトイレや炊事場の位置などの確認に使いました。

だいや川公園内にあるアスレチック遊具の配置図です。

アスレチック遊具の配置図では、コースの下見として使い、コースの難易度の把握などに使いました。千葉県にある清水公園よりかは、簡単なコースが多いですね。

集めた情報はどうするの?

集めた情報は、「家族旅行のしおり」の作成するにあたり、あとで必要な「材料」となりますので、メモをとるなり、スクリーンショットをとるなりして情報を残しておきましょう。

データで残しておくと、後々、家族旅行のしおりを作るときにとても助かります。

集めた情報は、メモやスクリーンショットするなりして残しておこう!

データで残しておくと後々しおりを作るときに助かる。

タイムスケジュールをたてる(行動計画の立案)

やりたいことを絞り込み、目的地や周辺についての情報を集めれば、次にすることはタイムスケジュールの作成です。

タイムスケジュールがあれば、現地で何をするのか、どういった時間軸で動くのかがわかっているので、現地でどうする?とならずに済み、無駄な時間を過ごさなくても済みます。

以前、予定のすり合わせをしないで、お出かけしたことがあるのですが、アトラクションの回る順番でどうする?食事は何を食べる?何時まで遊ぶ?など何をやるにも相談しながらやっていたので、なかなか思うように行動できなかったことがありました。

仲のいい友達家族とはいえ、生活リズムは違いますので、タイムスケジュールを作り、行動予定をすり合わせることで、現地でストレスなく、効率的に行動することができます。

1日目と2日目のタイムスケジュールです。だいたいの予定をベースにタイムスケジュールを作りました。

おすすめなタイムスケジュールのたて方とは?

タイムスケジュールの時間の間隔は、30分か1時間単位が考えやすいと思います。私の場合は、30分で計画しましたが、幼稚園生や保育園生ぐらいの小さいお子さんがいる場合だと、急なトイレだったり、なかなか泣き止まなかったり、時間通りに進めることが難しいときもあると思うので、1時間単位でもよかったかと思います。

タイムスケジュールを立てるときの注意点は?

時間の間隔の単位を小さくすると、時間を縛られて行動しないといけないような感覚になることや実際、30分単位であってもなかなか思うように行動できないので、時間の間隔は、長めがおすすめです。

あくまでもこのタイムスケジュールは目安で、時間通り、きっちり行動するためではなく、予定の共有ぐらいの感覚でいた方が気が楽ですね。

タイムスケジュールの時間の間隔は、30分もしくは1時間単位がおすすめ!

予定は詰めすぎない方がいい!

最後にまとめると、

家族旅行をより楽しいものにするために必要な3つのこと

やりたいことを絞り込む。(目的の明確化)

目的地や周辺について情報を集める。(情報収集)

タイムスケジュールを作成する。(行動計画の立案)


まとめ

いかかだったでしょうか。家族旅行を計画するのは、普段、子育てや家事、仕事にと忙しいママやパパにとっては、とても面倒で骨の折れる作業ですが、子供たちの喜ぶ顔を想像しながら、色々計画すると結構楽しいもんです。

せっかくの家族旅行ですので綿密な家族旅行を計画し、子供たちをさらにワクワクさせ、子供たちの一生の思い出を残る家族旅行にしてみてはいかがでしょうか。

次回は、計画を元に実際、作成した「家族旅行のしおり」についての紹介とその作成方法についてお伝えします。お見逃しなく。