キャンプやBBQ・焚き火をするときって素手だと危ないですよね。
でも好奇心旺盛なあなたのお子さんは、やりたがりませんか。
やらせてあげたいけど、危ないからやらせられないと思うパパやママは多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決すべくキャンプやBBQ・焚き火で使える子供用革手袋を購入してみてはいかがでしょうか。
この記事では、私が実際に購入したよかった子供用革手袋の紹介、子供たちに使わしてみた感想、使ってみてどうだったか、気づいた点などをお伝えします。
またあわせて実際、私が体験して危ないと感じた子供と行うBBQや焚き火をやる際の注意点をついてもお伝えできればと思います。
この子供用革手袋を使えば、完璧に安全までとはいきませんが、子供の怪我を最小限に抑え、子供たちが楽しくBBQや焚き火に参加させることができるようになりますよ。
ただし、子供がやることですので絶対に安全はありえません。最低限、近くでやっているところを見守るのは必要です。それだけはお忘れなく。
それではいってみましょう。
目次
子供用革手袋を購入するに至った経緯とは?
今回、子供用革手袋を購入するきっかけは、次男と三男の危ない行動でした。
次男と三男はとにかく好奇心が旺盛でなんにでも興味があります。炭に火をつけたり、薪を割ったり、薪に火をつけたり、その火で料理をしたりとキャンプでやることが大好きで、なんでも触ります。
特に、三男はままごとが大好きで本物のお皿や調味料を使って、料理の真似ごとをいつもやっていて、キャンプごっこと称して焚き火やBBQの真似ごとをままごとでやるぐらいです。
そんな次男と三男ですが、次男は小学生になり、少しは危ないことがわかるようになってきたので説明すればわかりますが、三男は、まだ4歳で何が危ないのか、危険なこと自体がわかりません。
三男は、やりたがりますが、火傷の恐れがあるため炭への火つけや焚き火は、なかなかやらせてあげることができませんでした。
親としてはできればやらせてあげたい。何かいい案はないかと色々インターネットで調べてみたところ、サイズの小さい子供用の革手袋があることを見つけました。
これなら、炭への火つけや焚き火も危なくなく、子供たちにやらせてあげられると思いました。これが購入に至った経緯でした。
では、続いて実際、子供たちのために購入した子供用革手袋を見ていきましょう。
購入した子供用革手袋は?


私が購入した子供用革手袋は、「Kinco Gloves(キンコグローブ)」というアメリカのオレゴン州ポートランドに拠点をもつ1975年創業のワークグローブ専門メーカーのものです。
サイズは、2サイズの展開です。
- XXS
- XS
メーカーが推奨するサイズ感は、XXSは3-6歳で、XSは7-12歳ぐらいまで。
使ってみた感想としては、XXSは、幼児(4~6歳)の幼稚園生や保育園生ぐらい、XSは、小学生からでいいと思います。
ちなみにサイズ表は以下の通りです。
サイズ | 年齢 | 全長 | 中指の長さ | 手のひら幅(平置採寸) |
XXS | 3- 6歳 | 約16cm | 約5.5cm | 約 8cm |
XS | 7-12歳 | 約20cm | 約 8cm | 約10cm |
素材は、牛革で、柄の部分は、コットンです。
出典:楽天市場 イエノLabo.
子供用革手袋を装着してみた印象は?
xxsのサイズの手袋を4歳の三男が着用していますが、写真にあるように、サイズ感としては、少し大きいです。どの指も先を握ってみましたが、置くまで入っていませんでしたね。

xsのサイズを次男が着用しましたが、三男同様、小指は奥まで入らず、こちらも少し大きい印象でした。奥まで入っている指もあったので、大きすぎる印象はなかったです。


それぞれのサイズには、3歳から5歳の年齢の幅があるので、長く使えると考えれば、ある程度のサイズ差は仕方ないのかもしれませんね。
子供の成長を考えて、少し大きいぐらいでも全然問題なし。
子供用革手袋はどこで買えるの?
私は、ネットで探して、送料無料の楽天市場のイエノLabo.さんで購入させていただきました。Kinco Gloves 子供 などで検索すれば、見つかります。
アウトドアショップなどの実店舗で子供用革手袋を探してみましたが、見かけることがなかったので、ネットショップで購入するのがおすすめです。
楽天市場のほかにも、ヤフーショッピングでも買えるところがありましたが、送料がかかる店舗もあったので、購入する際は、注意が必要です。
送料無料のネットショップで購入するのがおすすめ!
Kinco Gloves(キンコグローブ)の子供用革手袋を選んだ4つ理由
私がKinco Gloves(キンコグローブ)の子供用革手袋を選んだ理由は以下の4つです。
- 他と比べて値段が安かった。
- 子供らしいデザインがよかった。
- 通気性に優れているコットン素材を使っている。
- 嬉しい2つのサイズ展開。
他のと比べて値段が安かった
最後まで悩んだのが同社のカウハイド(牛革)を使ったレザードライバーという商品名の子供用革手袋。購入した革手袋とは違い、全てが革仕様です。
価格は、約1,500円ほど。私が購入した手袋より500円程高かったため、すぐに使わなくなる可能性と3つ購入することでのコスト高を考えて、安い方を選択しました。
たかが500円ですが、されど500円。3つでおよそ1,500円となり、1つ分となりますからね。
子供の場合、すぐに飽きてしまうことありませんか。せっかく買ったのに全然使わないとかってあるあるだと思うんですよ。もったいないですよね。
キャンプ用品は1つ1つ結構、値がはるものが多いので、ちょっとした金額でもばかになりません。なので私は基本、金額重視で選びます。ただ1つだけでいいとか、カウハイドのデザインが気に入ったという方はこちらでもよいのではないでしょうかね。
子供らしいデザインがよかった
カウハイドの手袋は、大人のものと同じデザインですが、こちらは、牛革とコットン素材を使っており、紫色と赤色の色合いの柄がかわいく、子供らしい感じがしてデザインがとても気に入りました。
なかなか見ない柄での色使いですよね。子供らしくておしゃれです。
購入した楽天市場のイエノLabo.さんのサイトに載っている写真は、キャンプをしているような風景の中で子供が手袋をはめている写真なんですが、これがまたおしゃれでとてもかわいいんです。購買意欲を駆り立てられましたね。
今回、私は、柄のある子供用革手袋を購入しましたが、もしかしたら、子供は大人と同じような手袋を欲しがったり、パパと同じ手袋を欲しがるかもしれません。そんなときは、価格や好みなど子供と相談して購入するのもよいのではないでしょうか。
通気性に優れているコットン素材を使っている
子供の手って結構汗かいていませんか。我が家の子供たちも結構、手汗をかいているので、全てが牛革だと蒸れてしまうのでないかと思い、通気性を考えコットン素材の部分があるこちらの商品を選びました。

ちょっとわかりにくいですが、手袋の中はこんな感じ。上から光が当たると柄の部分が透けます。また手のひらの部分(白っぽい布)には、耐熱の裏地がついています。
嬉しい2つのサイズ展開
我が家は子供が3人いるため、一人だけ違う手袋だとこっちがいいとか、ひとりだけずるいと喧嘩が勃発します。なので、喧嘩を未然に防ぐために選択権を与えず、同じものをすることが多いです。

こちらの商品は、2つのサイズ展開があり、各自、自分の分がしっかり用意できたので、一切喧嘩になることはありませんでした。またキャンプ好きな三男には、どうしても買ってあげたかったので、XXSの小さいサイズの子供用革手袋があったのが購入の決め手だったかもしれません。
子供に聞いた使い心地は?
普通の軍手との比較になりますが、特段、握りにくいとか、すぽっと抜けてしまうようなことはなかったようです。
また、軍手では持てないような熱くなった炭や薪を短時間であれば掴むことができるので、次男は、使いやすいと言っていました。また熱くないのがいいとも言っていましたね。

軍手に比べて、厚みがある分、使いがってはどうかなと思っていましたが、子供たちの感想や使っている様子を見る限り、トング(炭や薪を掴むための道具)も難なく使いこなしていたので使いにくい感覚はなかったようですね。よかったです。しかしながら、子供の適応能力ってすごいですよね。
子供用革手袋を装着してやってみたこと
手袋をはめれば、ある程度の危険を回避できることがわかったので、今までさせていなかったことを少しだけやらせてみました。
- ナイフでの薪割り(バトルトニング)
- 斧を使った薪割り
- 焚き火への薪の投げ込み
- 火起こし器への炭の投入
- 炭いじり
- 薪いじり
1と2の2つは、薪を割る行為なのでさすがに力がいります。長男と次男だけにやらせることにしました。

上に挙げた6の行為は、全て危険が伴います。くれぐれも子供だけではやらせないようにしてください。
キャンプにいくと、いつもパパがやってできなかったことがやれて、子供たちは大人の中入りしたような気持ちになって気分になって、とても大満足げでした。
他にはどんなときに使える?
次男は、機転がよく利く子で、なるほどなーと感心したのは、包丁を使うときに誤って指を切らないように、手袋をはめて食材を切ったりしていました。
また、重い荷物を持つときにも、素手だと手に持ち手が食い込んで痛いときとかがあるかと思いますが、そういった場合にも使えるので、子供の手の守るのにも使えると思いました。
包丁を使うときや重い荷物を持つときに手を守るために使える!
汚れはどうするの?
個人的は見解は、手袋は、使っているとすぐ汚れてしまうので、そのままでいいかと思います。どうせ綺麗にしても子供たちは、すぐに汚しますよね。土をいじったり、色々なものを掴みんだりして。
炭の汚れは一生懸命やった勲章といいますか、やった証ですので味として捉えてみてはどうでしょうか。

革製品のため、水洗いは厳禁と考えます。革用のお手入れクリームを使えば、綺麗になるかもしれませんが水洗いなどはやってみたことがないので、もしされた方がいらっしゃれば、感想お聞かせください。
使用上の注意点
水に濡らさない
大人用レザー手袋で発生したことですが、雨で濡れた状態でそのままにしていたらカビだらけになってしまったことがありました。また濡れて乾くと、革が固くなるため、手袋がとても使いづらくなってしまったので、水に濡らさないようにしたほうがよいでしょう。
風通しのよいところで保管
私の経験談からですが、キャンプ用品入れにいれたままにしていたせいで、濡れていなくてもカビだらけになってしました。
革製品のため、湿ったところにずっと保管しておくと、手垢などが手袋に付着しているせいかあっという間にカビがはえてしまいますので、風通しのよい涼しいところで保管しておくのがよいと思います。
いざ、キャンプ場へ行って使おうとしたときに、カビだらけだったら、使えませんよね。せっかくの楽しみにしていたキャンプで使えないのは、楽しみが半減してしまいます。ここは大人が管理しておいてあげた方がいいかもしれませんね。
子供がBBQや焚き火をやる際の注意点は?
そばで見守るのは必要

手袋をしているからといっても、火を使う以上危ないことにはかわりはありません。ただ危ないからといって何もやらせないといつまでも自分で危険を認識できない子をなってしまいますので、親はそばで見守り、子供の成長を応援しましょう。
小さいお子さん(幼稚園児・保育園児)は特に注意が必要
三男がやっていたことですが、BBQグリルから火のついた炭を握って焚き火台へ移動させたりしていました。熱さがすぐに伝わらないので、火傷までには至りませんでしたが、長い時間を持つとさすがに熱くなります。そういったことは、小さい子はまだわからないので特に注意が必要ですね。
また、手袋をしていると熱くない分、トングなどが熱くなっていることにも気づいていないので、トングの扱いにも特に注意をしてあげてください。
炭をいじったり、薪を動かしたりしているとトングが熱くなりますが、子供たちはわかりません。そのまま熱いトングの先を持ったり、周りに人がいてもトングを振り回したりしてしまうこともあるので、事前にトングの先が熱くなることを説明し理解させ、トングを振り回さないことを約束するほうがよいでしょう。

三男は薪に火がついていても、薪の上に置くやかん等の台座(五徳)を躊躇なく握ります。いくら手袋がしていても、危ないですよね。

まとめ
いかがだったでしょうか。私が実際、購入したキャンプやBBQ・焚き火に最適なおすすめの子供用革手袋の紹介でした。この子供用革手袋のおかげで、子供たちに焚き火や炭の火起こし、薪割りなど色々なことを安全やらせることができるようになりました。
また誤って握ってしまって火傷の心配や薪のとげがささる不安要素は限りなく減ることができたと思います。とても満足のいく買い物ができたと思います。
ただ火を使ったりする以上、危険は付きものですが、危ないからといってなんでも親がやってしまっては意味がないと私は考えます。
せっかくのキャンプです。この子供用革手袋を購入し、安全面を考慮しながら色々なことに挑戦させ、好奇心やチャレンジする精神を育んでみてはいかがでしょうか。
きっとキャンプで学んだ貴重な経験が将来、子供の役に立つようになると思いますよ。