子供に勉強をやる気にさせるのって大変ですよね。
自分から進んでやってくれる子供になってほしい、親なら誰しも思うのではないでしょうか。
そこでこの記事では、子供の「勉強のやる気」に火をつけるために必要な親の行動5つについてお伝えします。
子供の話に耳を傾けること
よくやりがちなことは、一方的に話してしまうことです。
「勉強をやっている?」「ちゃんとやっている?」といった会話は、一方通行のコミュニケーションの取り方であり、対話になっていません。
忙しいを理由に、話半分で子供の話を聞いてしまってはいないでしょうか。親が一方的に話しているだけでは、子供とのコミュニケーションは深くなりません。
まずは子供の話を聞いてあげるようにしましょう。
子供は、話をきいてもらえるとわかると、学校や友達の話などどんどん話をするようになります。
我が家の場合、その日の出来事を毎日、聞くようにしています。
「今日、学校どうだった?」「塾どうだった?」など
子供に質問し、いろいろリアクションをとりながら話を聞くようにしています。
普段から、コミュニケーションをたくさんとっているおかげで、勉強の話もスムーズにできます。
いきなり、対話した方がよいと言われても、困る方もいると思いますので、ネタに困った場合、以下のようなことを聞いてみるとよいでしょう。
・担任の先生のこと
・友達のこと
・給食のこと
・学校で起きた出来事など
・運動会、文化祭、遠足などのイベントのこと
・学校ではやっているもの
・夏休みや冬休み、どこか行ってみたいこと
子供が話せそうなことであれば、なんだってかまいません。対話を意識してやってみましょう。そうすることで、子供の勉強へのやる気アップの足掛かりとなっていくでしょう。
具体的に褒める
子供って親に褒めてもらいたいですよね。でも褒めるのって意外と難しいです。褒めすぎてもだめですし、褒めなさすぎても子供のモチベーションはあがりません。
やみくもに褒めるとかえって逆効果となることもあります。
褒め方のポイントとしては、できなかった問題ができるようなった、頑張って何をやったときなどにその行為自体をできるだけ具体的に褒めてあげることです。
「よく頑張ったね。」「えらいね」などだとほめ方が漠然としていて、せっかく褒めてあげても子供には、伝わりにくいです。
行為自体をできるだけ褒めてあげることで、子供はその行為を理解し、褒められていることを実感でき、勉強へのやる気につながります。
ぜひ具体的に褒めてあげましょう。
普段、勉強を見てあげていないのにいきなり褒められても子供は戸惑います。褒めるためにも普段から子供の勉強に寄り添い、見守り、子供が見てもらっていると感じることがとても大切です。
親も一緒に勉強する
一緒に勉強するといっても、横でずっと勉強を見るということではありません。
一緒に勉強の方法は、勉強を教えたり、一緒に考えたり。〇付けでもよいと思います。
私は、〇付けをしたり、子供たちが勉強したテキストをみたりして、朝、質問したりしています。これだけで見てもらっていると感じるはずです。

一方的に「勉強しなさい」というと、勉強にやる気がない子供はさらにやる気をなくしますので、「一緒に勉強しよう」と声をかけてあげてください。
親が一緒に勉強を見てくれるのは子供は意外とうれしいものです。
一人でやるよりそばに親が見てくれていると思うだけで子供は勉強に向かいやすいなります。
ぜひ、そばに一緒にいてあげて、勉強している姿を見守ってあげてください。そうすれば、子供の勉強へのやる気はどんどん上がっていきます。
好きなことと勉強を関連付ける
子どもがはまっていることに目を向け、その延長線上で勉強につながりそうな経験をさせてあげることがよいでしょう。例えば、名探偵コナンが好きなら、名探偵コナン歴史まんがシリーズやサッカーをしている子なら、有名選手に関する本など。





私は、直接的に勉強にかかわるものでなくてもよいと考えます。
読むこと自体が勉強になりますし、マンガをきっかけに歴史やいろいろなことに興味を持ち始めるかもしれません。
大切なことは、勉強の方向へつなげてあげられるかだと思います。
実際、我が家では戦国武将の歴史漫画を与えています。シリーズものは、たくさん出ているので、一度はまれば、どんどん興味をもってくれます。

昔の人の生活やどんな時代だったなど色々なことに関心や興味を持つようになり、効果を実感してます。
この関連付けは効果が大きいです。まんがではありますが、歴史のまんがを読むようになった次男の勉強への取り組む姿勢に少しすつですが、変化がありました。
好きなことと関連付けて、子供の勉強のやる気を引き出してあげましょう。
リビングで勉強をさせる
勉強のやる気のない子に一人で勉強させるのはとても危険です。
勉強=さみしい、つらいと孤独を感じさせてしまう可能性があるからです。
ですので、最初のうちは、リビングや家族がいつもいる場所での勉強がおすすめです。
子供っていつもそばにくっついてきたりしますよね。
我が家では、リビングに長男と次男の勉強机を置いています。

リビングテーブルで勉強したり、自分の机でもやったりと常に見てもらえている環境を用意しています。

子供はいつも親にみてもらいですからね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子供の勉強のやる気に火をつけることは意外と難しいことではありません。
しっかり子供のことに耳を傾け、話を聞いてあげ、安心して勉強に取り組める環境を用意してあげることが大切です。
子供の勉強のやる気がいまいちだと感じたら、難しく考えず、まずはできることから1つ1つやってみてはいかがでしょうか。