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パパが子供に読み聞かせするようになる方法【パパにも読み聞かせしてほしい思うママ向け】

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パパにも子供に読み聞かせしてほしいと思うけど、どうしたらやってくれるのだろう?

そんな疑問を解決いたします。

パパに読み聞かせしてほしいと願うママ向けの記事です。

この記事の内容

  • パパが子供に読み聞かせするメリット【実はパパが読む方が効果あり?!】
  • パパが子供に読み聞かせするようになる方法【作戦と進め方】
  • うまくいくためのコツとは?
  • パパでも読みやすい絵本の紹介【永岡書店のアニメ絵本シリーズ】

それではいってみましょう。

パパが子供に読み聞かせするメリット【実はパパが読む方が効果あり?!】

パパが読み聞かせすると賢くなる!?

ハーバード大学の研究結果によると、ママが読み聞かせした子供よりパパが読み聞かせをした子供の方が言語能力テストの点数がよかったようです。

研究によれば、ママの読み聞かせでは、「犬さんがいるね」といった絵本に書かれている事実を伝えることが多いのに対して、パパの読み聞かせは、「どうして、泣いているんだろうね?」等と考えさせるような質問が多いからだそうです。

確かに絵本に書いていることより、そこから読み解く方が頭を使いますよね。

参照した情報はこちら

研究結果によると、パパが読み聞かせすると賢くなる!!

では、私が読み聞かせしてみて実際のところどうかというと、パパが読み聞かせする方が賢くなるかは、「わからない」というのが正直な感想。

確かに、私が読むときに、「どうしてだろう?」にフォーカスして読んでいるときもありますが、もそもそんなこと考えながら、読み聞かせしていないですし、ママとのやり方を意識していないです。

また、ママによっては、絵本を読んだ後、お子さんに「どうしてだと思う?」と聞くときもあるでしょう。

さらに、ママとパパでは、育児の状況が違いも影響あるのかもしれません。ママは、家事と育児が忙しく、そんなゆっくり読んでいる暇がないのかもしれませんね。

ここで私が言いたいのは、どちらの方が頭が賢くなるとかではなく、夫婦で読み聞かすることが子供とって大切であるということです。

読み聞かせは、お子さんとの距離をぐっと縮めますし、自分のために読んでくれているという気持ちを持つことは、自分は愛されていると思う自己肯定感を育みます。

そして、読み聞かせの仕方が違うことでさらに賢くなるんだったら、しない理由はないですよね。

朝から読み聞かせしてほしいという三男

この事実で大事なポイントはもう一つ、

「パパが読み聞かせすると、どうやら子供は賢くなるらしいよ」

という事実です。これをパパに伝えることがとても大切です。

なぜ、大切かというと、男性というのは、自分の方が優れていると思いがちです。特に男性は、プライドが高いことが多く、奥さんより優位に立ちたい傾向にあります。

なので、パパが読み聞かせする方が賢くなると伝えることで、そのプライドを逆手にとり、上手にくすぐり、その気にさせ、パパ自ら読み聞かせをしてもらうようにするためだからなのです。

おわかりいただけますでしょうか。ここでは、パパのプライドに心理的に揺さぶりをかけていく作戦なのです。

では、研究結果による裏付け根拠はこれぐらいにしておき、続いては、パパが子供に読み聞かせするようしていく方法について説明します。

パパが子供に読み聞かせするようになる方法【作戦と進め方】

パパに読み聞かせしてほしいと子供からお願いする。

パパが子供に読み聞かせするようになるための作戦は、読み聞かせを子供からパパにお願いすることです。

子供の年齢にもよりますが、自分の意思を伝えられるようになる4歳以降であれば、子供から伝えられると思うので、とても効果的です。

子供からお願いすることが実は、すごく重要で、子供から言われるのとママから言われるのとでは、受ける印象が全く違います。

私の場合、ママから言われると、ついイライラして「なんで俺がしなあかんねん!お前がやればいいやろ!」ときつい言い方で返してしまうことがありましたが、子供たちが読んでと言ってくるとなかなか無下にはすることができませんでした。

普段、ママが読み聞かせしているのに、急にパパに読んでほしいと言われれば、最初は面倒くさがるかもしれませんが、パパだって嬉しくないはずがありません。

そして、ここでさらに重要なポイントは、

ママが仕向けていることがバレてはいけないこと

です。パパにこのことを絶対に悟られてはいけません。

ママからすれば、たまにぐらい読んでくれてもいいんじゃない?と思うところはあるでしょうが、それだとパパからすれば、言われてやっているように感じてしまい、反発を買いやすいです。

子供のリクエストに応じて、読み聞かせすると思ってもらうことがポイントです。パパはプライドが高いことが多いので、自発的にしたように思わせることが大事なのです。

お子さんが「ママが言え」と言ったと言わないように、

「たまには、パパにも読んでほしいよね?」

「パパに読んでほしい絵本ある?」

など聞いたりして、うまくお子さんの気持ちをのせてあげながら、話を持って行くようにしてください。

バレてしまうと、子供を使いやがってと、さらに反発を買い、夫婦喧嘩の原因にもなりますし、読み聞かせをやってくれたとしても、長続きしません。

ママであるあたなは、ここは、こみ上げる気持ちを飲み込みこんでいただき、パパを掌で転がしているような気持ちで、子供のためと思い、作戦を遂行していってください。

パパの読み聞かせの機会を増やす

パパと図書館に行く

お子さんからのお願い作戦が効いてきたら、次の作戦に移ります。

次なる作戦は、

お子さんと一緒にパパを図書館に連れていくこと

です。

普段、本を読まないパパだったら、気が乗らないので、何かと理由をつけ、図書館に行かないようにしますが、そんな場合は、パパと一緒に行きたいかとお子さんに聞き、「パパと一緒に本を選びたい」や「パパと一緒に読みたい本があるの」と言ってもらい、一緒に行きたそうにするとよいでしょう。

また、たくさん借りれるように、パパに車を出して手伝ってほしいという案でもいいでしょう。

とくかく、パパもいきたくなるような理由をつけて、パパと一緒に図書館に行くようにしてください。

無事パパと図書館に行くことができたら、お子さんにパパに読んでもらいたい本を選んでもらいましょう。

ここでの注意点は、ママが自分の時間が欲しくて、一人で美容室に行くなどの自分の用事をするために、子供を預けようとしていると思われてはいけません。

あくまでも、子供がパパと一緒に行きたいという子供の気持ちを前面に押し出して行きたいという気持ちを伝えてください。

なので、パパが慣れてくるまでの間は、ママも一緒に図書館に行くとよいでしょう。我が家の場合、図書館に行き始めた最初の頃は、妻も一緒に行ってました。

実際、私は、この作戦で図書館へ毎週のように行くことになりましたし、読んでほしいと言われても、最初の頃の嫌々だった気持ちはなくなり、子供たちが喜んでくれるのならと思い、今では楽しんで読めるようになりました。

パパと一緒に図書館に行きたいとお願いする。

パパがいないと重たくて持って帰れないので、車を出してほしいとお願いする。

パパと書店に行く

図書館同様、パパと書店に行くのも効果的です。

おもちゃだと抵抗があるかもしれませんが、教育上、本は良さそうと感覚的には、わかっていると思うので、買ってもらいやすいからです。

私も、本ならいいよと言い、買ってあげたい気持ちになり、長男が小学1年生の頃に、お尻探偵の本をつい買ってしまったことを覚えています。

書店には、図書館ではすぐに借りられないような最新の本が置いてあります。乗り気じゃないパパもお子さんから「この本、読んでほしいから買ってほしい」と言われれば、悪い気はしませんよね。

ここでのポイントは、「子供のために自分が買ってあげた」とパパに思わせることです。自分が買ってあげた本を子供が喜び、読んでほしいと言われると、嬉しいもんです。

想像してみてください。まんざらでもない顔のパパを。ちょっとうけませんか。ふふふ。

全てはお子さんのため。罪悪感は捨ててください。

ちなみにこの作戦は、読み聞かせしなかった自分が今ではできるようになった経験から思いついたものです。

妻がここまで考えてしていたわけではありません。私の実体験から思いついたことですね。

ちなみにこんな作戦に対して、「なんだか子供を使うのは気が引ける」と思うかもしれませんが、別に悪いことではないです。罪悪感を持つ必要はありません。

なぜかというと、

いいことしかないんだもん。

子供との距離も縮まり、お子さんも本が好きになる。また本を買ってくれたり、読んでくれるパパのことも好きになる。お子さんが喜ぶので、パパも嬉しいし楽しい。いいことしかありませんよね。全てはお子さんのためになるので、がんばりましょう。

うまくいくコツとは?

パパに読み聞かせしてもらうための方法についてお伝えしてきましたが、さらにうまくいくためのちょっとしたコツをお伝えします。

そのコツとは、

  1. ブレないポリシーを持つこと。
  2. 子供の気持ちを間接的に伝えること

です。

ブレないポリシーを持とう!

妻は、子供たちにとって何がよいのかという子供を基準にした判断基準を持っています。

私はこの判断基準をブレないポリシーと呼んでいて、妻の全ての判断は、このポリシーを軸として考えるため、行動が終始一貫してブレません。なので、妻と喧嘩をしても勝てません。

理由は、簡単で、妻が「それは、子供のためになるのか」という子供基準で主張するのに対して、私の主張は子供基準でなく、「自分は正しい」「楽したい」という自分基準だからです。

妻は、いつも私に「自分のことはどうでもいい。子供たちのためになるのか」を考えてほしいと言います。

そんなこと言われたら、「自分の方が大変」だの「自分が正しい」だの、自分基準で色々妻にキレている自分が恥ずかしくなります。

こういったブレないポリシーを持っていると、パパの自分本位や言動に対して、ブレない態度を示すことができるので、終始一貫した態度や行動は、自分本位な行動をするパパへ大きな影響を与えると思います。

ブレないポリシーを持つことはなかなか難しいですが、意識してみるだけでも違うので、ぜひ心がけてみてください。

子供の気持ちを間接的に伝える。

パパに読み聞かせしてもらうようになるには、ママの伝え方にかかってると言っても過言ではありません。

今では、朝でも夜でも、読み聞かせできるようになった私ですが、以前の私は、面倒くさいし、どうして私が読まないといけないかと平気で思う残念なパパでした。

そんな私が今のようになったのは、妻が伝えるのがうまかったからだと思います。

妻は、「パパが読んでくれたら、子供たちすごく嬉しかったみたいよ」「楽しかったからまた読んでほしいって言ってたよ」と子供たちの気持ちを私に間接的に伝えてきました

当時は嫌々読んでいましたが、その話を聞いて、なんだかうれしい気持ちと情けない気持ちが入り混じったような気持ちになったことを覚えています。

自分は嫌々読んでいたのに、子供たちは、喜んでいたなんて、自分が情けなかったですね。

妻が子供たちの気持ちを伝えてくれたおかげで、自分のふがいない態度にも気づくことができましたし、自分が読み聞かせすることがこんなにも喜んでくれるんだということも知ることができました。この気づきは、自分が変わるきっかけの1つになったかもしれません。

私の体験談から思うことは、ママがお子さんとパパの架け橋となってあげて、お子さんの気持ちを間接的に伝えてあげるのも、うまくいくコツなのかもしれないということでした。

ママの役割はとても重要です。

パパでも読みやすい絵本の紹介【永岡書店のアニメ絵本シリーズ】

最後に、実際、私が読み聞かせしたきた絵本の中で、よく読んでいる絵本をご紹介します。

それは、永岡書店から出版されているこの2つのシリーズです。

  • 日本昔ばなしアニメ絵本
  • 世界名作アニメ絵本

日本昔ばなしアニメ絵本は、全巻18冊で、世界名作アニメ絵本は、全巻20冊発売されています。私は、ブックオフの中古品なので、バラで購入しています。ものによっては、100円程度で売っています。

定価は、1冊、352円+税

アマゾンでは、まとめ売りで、

日本昔ばなしアニメ絵本は、18冊で価格は6,843円(税込)

世界名作アニメ絵本は、20冊で7,603円(税込)

いずれも2019年7月11日時点です。

1冊のページ数は、46ページに統一されています。

各タイトルは以下の通り。

日本昔ばなしアニメ絵本 世界名作アニメ絵本
(1)かちかち山※
(2)さるかにばなし※
(3)一休さん
(4)かぐやひめ※
(5)ももたろう※
(6)いっすんぼうし※
(7)はなさかじいさん※
(8)こぶとりじいさん※
(9)したきりすずめ
(10)おむすびころりん※
(11)ぶんぶくちゃがま※
(12)うらしまたろう※
(13)かさじぞう
(14)きんたろう※
(15)つるのおんがえし
(16)12支のはなし※
(17)いなばの白うさぎ
(18)ヤマタノオロチ
(1)ながぐつをはいたねこ※
(2)シンデレラ※
(3)ヘンゼルとグレーテル※
(4)しらゆきひめ※
(5)三びきのこぶた※
(6)おやゆびひめ※
(7)みにくいあひるのこ
(8)にんぎょひめ※
(9)あかずきんちゃん※
(10)おおかみと七ひきのこやぎ
(11)ピノキオ※
(12)ピーターパン※
(13)こびととくつや
(14)赤いくつ※
(15)はくちょうのみずうみ※
(16)そんごくう※
(17)みつばちマーヤ
(18)ジャックとまめの木※
(19)イソップ物語1※
(20)イソップ物語2

※は持っている絵本です。だいたい持っていますね。

持っている絵本たちです。意外と持ってましたね。

永岡書店のアニメ絵本シリーズのいいところは?

  • フルカラーで絵がかわいらしい。
  • 1冊46ページと5分程度で読める。
  • コンパクトなため、持ち運べる。(1冊約115g~120g程度)
  • 全ての漢字にふりがなが振ってある。
  • どこかで見たり聞いたりしたことがある内容ばかり。

フルカラーで絵がかわいらしい。

たくさんの色合いを使っているので見ていて楽しいです。この値段でフルカラーは嬉しいですね。

ももたろうの絵本です。個人的に好きな絵のタッチです。
こちらは三びきのこぶたの絵本。きっちり色分けされています。

1冊46ページと5分程度で読める。

絵本1冊の総ページ数は、46ページです。ページだけ見ると、少し長いように感じるかもしれませんが、文字数は多くありません。通しでの読んでもだいたい5分程度読み切れます。

文字の量はこれぐらいです。

コンパクトなため、持ち運べる。

絵本1冊の重さが、約115g~120g程度で、大きさもポケットサイズなので、カバンに入れて持ち運びができるので、出先でぐずった時に読んであげることができます。

4歳の三男が持ってもこれぐらいのサイズです。

また絵本のサイズが小さいので、子供でも持つことができます。かばんをお持ちのお子さんであれば、カバンに入れてあげて、外出先へ持ち出すのもいいですね。2冊ほど持っても重たくありません。

全ての漢字にふりがなが振ってある。

全ての漢字にふりがなが振ってあるので、お子さんが少し大きくなってきて、自分で本を読むようになっても、ふりがなが振ってあるので、一人で読むこともできます。

ふりがなのおかげで、2度楽しめますね。

漢字は少ないですが、全ての漢字にふりがなが振られています。

どこかで見たり聞いたりしたことがある内容ばかり。

読み聞かせするには、見たり聞いたりしたことがある内容の本の方が、ストーリーが理解しやすいので読みやすいです。

桃太郎や浦島太郎、金太郎、ジャックと豆の木など、一度は読んだことある童話ばかりです。

童心にかえって読むのもいいですし、読んだことない童話があれば読んでみるもの、新たな気づきがあっていいものです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。パパに読み聞かせしてほしいとお願いママに向けた「パパが子供に読み聞かせするようになる方法」についでした。

パパに読み聞かせしてもらうのは、なかなか大変なことだと思いますが、パパの読み聞かせは子供にとって、とてもいいことなので、ぜひこの機会に挑戦してみてください。お子さんもすごく喜びますよ。