子供の運動神経にお悩みを持つママは少なくありませんよね。
そんなお悩みの解決に「ボルタリング」はいかがでしょうか。
ホルタリングは、一見、難しそうに見えるかもしれませんが、やってみると意外と簡単に登ることができるので、運動が苦手な子供でも楽しめます。
この記事では、運動が苦手な子でもできて、しかも親子で手軽に楽しめるスポーツ「ボルタリングの魅力」を体験を元にお伝えします。
ボルタリングにチャレンジすると、お子さんの運動の苦手克服や親子の絆を深めるきっかけになると思いますよ。
それではいってみましょう!
目次
運動が苦手な子供にボルタリングがおすすめな理由とは?
ボルタリングってなんとなく難しいと思っていませんか。実は、全然そんなことありません。
ボルタリングは、運動が苦手なお子さんでも動作が簡単に直観的に登ることができます。
おすすめする理由はここにあります。
我が家の長男は、運動神経があまり良くないので、ボルタリングを始める前までは、難しいんじゃないかなと思っていましたが、特段、特別なことは教えずとも、簡単に登ることができました。
私が思うに、長男が登れた理由は以下の2つです。
- 腕の筋力が弱くても登れた。
- 登る動作が簡単で直観的で登ることができた。
腕の筋力が弱くても登れた。
運動が苦手な長男は、筋力量は少ないため、上半身を使ったスポーツは特に苦手ですが、手足をうまく使えば、簡単に登ることができます。
運動が苦手なお子さんは、筋肉量が少ないことが多いですが、そんなお子さんでも手の筋肉量の足の筋肉がカバーできるので、腕の筋肉量が少なくてもできるボルタリングは、おすすめなスポーツです。
登る動作が簡単で直観的に登ることができた。
運動が苦手なお子さんは、手や足をうまく動かすことができないことが原因かもしれません。
サッカーや野球といったスポーツは、手や足の運び方や体全体の使い方が難しく、蹴る、投げるの一連の動作がうまくいかないとできません。
一方、ボルタリングは、手をかけ、足をかけるといった登る動作は簡単で、直観的です。
ボルタリングは、ホールドと呼ばれる取っ手に手をかけ、次に足をかけ登っていくだけなんので、難しいことは考えなくても、直観的に登ることができるので、子供の方がむいているかもしれません。
直観的に動かすのは、大人より子供の方が得意かもしれませんよね。

ボルタリングが子供に与える良い影響とは?
子供たちを見ていて感じたボルタリングが子供に与える良い影響は、大きく分けて2つありました。
- 精神面(メンタル)
- 体力面(フィジカル)
では、子供に与える影響を精神面(メンタル)、体力面(フィジカル)それぞれについてみていきましょう!
まずは精神面(メンタル)からどうぞ!
精神面(メンタル)
できたは自信につながる!
運動が苦手な子に多いのが、できないから自信がない。ということ。できないとなかなか自信を持てませんよね。
ではどうしたら、自信が持てるか。それは、成功体験を多く持つことだと思います。
ボルタリングは、運動が苦手な子でも簡単に登ることできるので、運動が苦手な子でも、成功体験を積み上げることができます。
運動が苦手なお子さんでも、登ることができるので、成功体験を積めて自信につながりますよね。運動が苦手な長男でもできたので、小さな成功体験を積めたと思います。
ボルタリングは思っているより簡単なスポーツなので、運動が苦手な子でも簡単に登ることができ、自信もつきやすいです。できたという成功体験をどんどんさせて、自信をつけさせてあげましょう。
登れたの成功体験を増やし、どんどん自信をつけさせよう!
簡単に登れるから楽しい!

できるから楽しいはモチベーションアップにつながる!
運動が苦手な子ってなかなかうまくできないので、途中で嫌になってしまうことが多いかもしれません。
スポーツって初めのうちは、なかなかうまくできないので、楽しくないですよね。楽しめるようになるのは、ある程度できるようになってからだと思います。
今回、ボルタリングをやった感想を長男に聞いてみたところ、「できるから、楽しい」とのことでした。
「できるから楽しい」って思えることは、子供にとってとても重要で、このできたという成功体験を積み上げていくことで、自信をなっていきます。
登れるようになるとボルタリングって本当に楽しいです。上まで登れたときのあの達成感は、スポーツならではです。
やはり、できるから楽しいって大切ですね。できると楽しいので、モチベーションUPにもつながりますよね。
ちなみに私も一緒にやってみたんですが、できると楽しくて、「俺、結構できんじゃね?」って勘違いするぐらい。それくらい楽しかったです。すぐ調子に乗るタイプですみません(汗)
子供は好きに登らせてみよう!
スタッフの方から登り方やルールの簡単な説明受けて、登り始めます。登り方は、ただホールドに手をかけて、次に足をかけ、ただ登っていくだけです。
最初のうちは、ルールは気にせず、とりあえず好きなように登らせてみるのもいいんじゃないですかね。
できるから楽しいって大切!モチベーションアップにもつながる!
四の五の言わず、好きに登らせてみよう!
考える力が鍛えられる!
ボルタリングの初心者は、傾斜角度の緩い、手と足を置くホールドの位置が近い簡単なコースからスタートします。
簡単なコースでは何も考えず、ホールドの番号を目で追いながらやってもできますが、だんだんレベルが上がるにつれて、傾斜角度が急になり、ホールドの位置が離れていたりするので、コースが難しくなってきます。
なので、登る前にホールドの位置の確認と登るルートのシミュレーションがとても重要になってきます。
事前にシミュレーションをしないと、手や足をうまくホールドにかけられなかったり、足の置く位置が悪いせいで、体勢を変えられなかったりして途中でこれ以上は登れない状態になり、行き詰ってしまうことがあります。
ボルタリングジムのスタッフの方も、登る前に事前にルートをシミュレーションすると登りやすくなるといっていたので、登るコースを考える事前のシミュレーションは、とても重要です。
長男も登る前にどうやって登るのか。目でホールドを追いながら、コースをイメージしていました。事前にシミュレーションすると、登り方が格段とうまくなっていました。

事前シュミレーションが子供の考える力を鍛える!
ここで私が注目したのが、登る前に行う事前シミュレーションです。この登る前の事前シミュレーションが子供の考える力を鍛えるのにとても効果的があると感じました。
長男は、勉強は比較的できる方なので、ちょっと考えればできるんでしょ?って思うことでもスポーツなると全くダメです。
どうやってやろうかと考える機会が少ないせいで、やるためにどうすればいいか考えることが苦手なのです。
普段、子供たちってどうすればできるかを考える機会が少ないと思うので、ボルタリングで事前にシュミレーションすることは、子供の考える力を鍛えるいい機会になったと思います。
事前にシュミレーションすることは子供の考える力を鍛えるいい機会になる。
親子で一緒に楽しむと絆が深まる!
私も一緒にボルタリングン挑戦中。簡単なコースですが、結構きついです。
子供と一緒に何かをやることは、とても重要です。お子さんは、自分の頑張っている姿をほしいので、親の姿を結構、見ています。
親はやらず、子供だけしていることが多いと思いますが、親子である共通体験はとても大切です。この共通体験は、親子の絆を深めるのにすごくいい方法だと思います。
パパはやらず、そばで見ていることが多いと思いますが、できることなら一緒にやってあげてください。
かっこいいパパでいたい気持ちはわかります。私もそうでしたから。でも子供は案外、うまくできない姿や一生懸命取り組む姿を見たいんです。
以前は、全然こんなこと思ってもいなかったんですが、一緒にやるようになってから、「またパパと行きたい!」「パパってやれば意外とできるんだね」とか言わるようになったり、色々なところに一緒に行きたがるようになりました。
子供たちとの距離がぐんと縮まったと強く感じるようになりました。
もう1つ思うこと、それは、自分もやると子供の気持ちがわかるということです。自分も取り組んでいますので、何が難しく、どうやったら、できるのかわかるんです。
また実際やっているので、やり方なんかを説明するときは、子供たちにも伝わやすいかなとも思います。全然やったことないヤツに色々言われても、聞き入れたくないことってありませんか。例えば、仕事で現場のこと全然知らないくせにいちいちダメ出しする上司。むかつきますよね?それと同じ感じです。
子供の気持ちがわかるようになる!
子供との共通体験を通して親子の絆を深めよう!
ここでいったんまとめると、
・運動が苦手な子でも簡単に登れるので自信がつく!
・簡単に登れるから楽しい!
・考える力が鍛えられる!
・親子で一緒に楽しむと絆が深まる!
続いて、体力面(フィジカル)を紹介していきます!
体力面(フィジカル)
筋力アップができる!
ボルタリングは、ホールドという持ち手を握り、腕の力を使って体を引き上げていくんですが、これが腕の筋肉や肩、背筋など上半身の筋肉をすごく使うんですよ。
私もやってみたんですが、最初のうちは、無我夢中でやっているので、腕の筋肉を酷使していること気がつかないんですよ。夢中で2時間もやっていると、いつの間にか腕がパンパンになっちゃってて、ようやく、気が付くんです。「あれ?腕、すごく痛いない?」って(笑)
最後の方になると、ホールドがつかみきれないほど握力がなくなっちゃうんですよね。
腕の筋力が弱い長男も腕が痛いといっていたので、上半身の筋力を使い倒した証拠だったんだじゃないかなと思います。
普段、そこまで上半身の筋肉って使うことって少ないと思うので、筋力不足のお子さんや親御さんなんかは筋力強化、特に上半身の筋力強化のためにボルタリングってのは、もってこいのスポーツなんだと思うんですよ。
全身運動ができる!
ボルタリングは、腕だけじゃなく、足や背筋、腹筋など全身の筋肉を使って登っていくので、手軽に全身運動ができるスポーツなんですよね。

長男は水泳を習っておらず、なかなか全身運動できるスポーツなかったので、いい機会になりました。
全身の筋肉を使うスポーツといえば、水泳がありますが、水が怖い子にとって水泳は、恐怖心が強くなってしまうので、最適ではないかもしれません。水が怖いって思うお子さんは、意外と多く、過去にお風呂で水を飲んだ経験がある子は特に怖がってしまう傾向にあるようですが、ボルタリングはそういったことはないので、取り組みやすく、おすすめですね。
手軽に全身運動ができる!
ボルタリングは怖くない!
手足を思うように動かせるようになる!
長男がそうだったんですが、運動神経の苦手な子って、難しく考えているところがあるのかもしれませんね。頭で考えすぎると、脳から動作の伝達がうまくいかず、自分が思ったように手や足が動かないってことが多いようなんです。
次男は、小さい頃から、公園で木登りやうんてい、鉄棒をやっていたので、直観的でかつ無意識レベルでうまくできていて、考えなくても勝手に手と足を動かして登ったりできてたんです。
反対に長男のような運動が苦手な子は、そういった手と足を同時に動かすような動作を頭で難しく考えてちゃって止まってしまったりして、なかなかうまくできないんですよね。
頭ではわかっていてもなかなか思うようにできないことってありませんか。ボールを投げるとき、足と手が同時に出たり、スキップするとき、右足と右手が同時にでてしまったりと。
ボルタリングは、直観的に登ることでき、難しく考えないですむので、何をか避けるときや防ぐときに手や足が動く条件反射のように手や足を無意識に動かせるようになるんだと思います。
ボルタリングは、難しく考えず、直観的に登れる!
手や足を無意識で動かせるようになる!
バランス感覚が鍛えられる!
私がやってみた感想ですが、初心者でもだんだんコースのレベルが上がってくると、「どうやってそんなところに手をかけて、登っていくの?」っていう難しいルートもでてきます。
Sと書かれたシールが貼られてあるホールドがスタートの位置となり、両手をつけるところから始め、はじめのうちは足の位置の指定がないのですが、コースの難易度があがるにつれて、足の位置まで指定されるようになります。
なので、ホールドの上でバランスをとるのが、とても難しくなってくるんですね。長男も、「足の置く位置が決められると一気に難しくなるね」っていってましたね。

何度も挑戦していると、どこに手をかけて、どこに足を置くといいのか、体勢はどういったのがいいのか少しコツがわかってきます。
普段、バランス感覚を鍛える機会ってなかなかないんじゃないかなと思うので、ボルタリングを通して、バランス感覚を鍛えるのもいいじゃないでしょうかね。
ホールドの上でバランスをとれ!
バランス感覚を鍛えろ!
以上が体力面についてでした。体力面のいいところをまとめると
・筋力アップができる!
・全身運動ができる!
・手足を思うように動かせるようになる!
・バランス感覚が鍛えられる!
最後にまとめると
【精神面】
・運動が苦手な子でも簡単に登れるので自信がつく!
・簡単に登れるから楽しい!
・考える力が鍛えられる!
・親子で一緒に楽しむと絆が深まる!
【体力面】
・筋力アップができる!
・全身運動ができる!
・手足を思うように動かせるようになる!
・バランス感覚が鍛えられる!
まとめ
いかがだったでしょうか。以上が親子で体験した運動が苦手な子供でも簡単にできて楽しめるボルタリングの魅力についてでした。
ボルタリングは、親子で一緒にやれるスポーツで、親の運動不足の解消や運動が苦手な子でも楽しめるので、とてもおすすめです。
普段、なかなかお子さんとの時間がとれない、子供との距離を感じるパパ、1度ボルタリングを一緒にやってみて、共通の体験を通して子供との絆を深めてみてはいかがでしょうか。ぜひお試しあれ。